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ちょっと耳寄りな択一知識  民訴択一・・・証拠申出の撤回 (認定考査)

投稿日:2017年4月18日 更新日:

                                 証拠申出の撤回

 

証拠申出の撤回の論点は,司法書士択一民訴,認定考査において,大切です。
特に,認定考査においては,証拠申出の撤回について,そのまま論述を求められる可能性がありますので注意が必要です。

以下,証拠申出の撤回の基本的な枠組みを書きます。参考にしてみてください。

 

1 証拠の申出は,証拠調べが実施されるまでは,これを申出た訴訟当事者において,何時でも自由に撤回を行うことができます。

 

2 証拠調べが開始された後は,証拠共通の原則の下で,相手方に有利な証拠資料も顕出されている可能性がありますので,証拠申出をした訴訟当事者は,自ら申出た証拠方法といえども,相手方の同意を得ることなく,これを自由に撤回することはできません。

 

3 証拠調べが完了した後においては,既に裁判官の心証が形成されてしまっていますので,これを撤回できるとすると,裁判官の自由心証を害し自由心証主義(民訴法247条)に反します。

 

そのため,証拠調べ完了後においては,自ら有利になるとして証拠申出をした訴訟当事者といえども,証拠申出の撤回をすることはできません。
相手方の同意があっても,証拠調べ完了後においては,証拠申出を撤回できません。

 

論述のポイントは,証拠調べの「実施前」,「開始後」,「完了後」の3段階に分けて証拠申出の撤回を論ずることです。
以下,キーワードを列挙します。

 

1 証拠調べ 「実施前」 撤回できる

2 証拠調べ 「開始後」 証拠共通の原則  相手方の同意がないと  撤回できない

3 証拠調べ 「完了後」 裁判官の自由な心証形成を害する  自由心証主義に反する 撤回できない

 

 

 

 

 




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